広島のことは広島の皆さんが、長崎のことは長崎の皆さんが、きちんと伝えて下さったから原爆の壮絶さ・非人間性が語り継がれます。
沖縄での悲惨な戦闘や基地の理不尽さも、沖縄の皆さんが伝えて下さるからこそ私たちに届きます。
亀山にも悲惨な戦争がありました。亀山の市民がそれを調べて伝えなければ、誰も伝えてくれません。
亀山にも戦争遺跡がたくさんあります。
戦争遺跡は戦争の事実を具体的に身近に見せてくれます。
しかし戦争遺跡は何も語りません。語るのは私たちです。何を語ればいいでしょうか。
私たちは、戦争遺跡から戦争の悲惨さ・非人間性を学び、平和の大切さを伝えたいと思います。
そして、かつての軍事施設が「遺跡」になるほど、地域に長い間戦争がなかったことを喜びつつ、
「二度と戦争遺跡を作らせない」ために、平和・人権・国民主権を守るために、不断の努力を続けたいと思います。
こうした思いから、私たちは「戦争遺跡に平和を学ぶ亀山の会」を作りました。
戦争の事実の調査をして、発信をしていきます。そして多くの市民、とりわけ次の世代の皆さんに伝えていきたいと思います。
どうぞ活動にご参加下さい。