少しずつ更新します。最終更新は2024年4月22日です。
24年4月13日 「ホーム」を更新しました。
4月 4日 「関の地下工場」の「証言」を更新しました。
3月25日 「亀山列車銃撃」の「犠牲になられた方々」を更新しました。
24年3月5日に陸軍北伊勢飛行場の戦争遺跡調査をして、コンクリート基礎などの遺構が今でも残っていることが確認できました。
亀山市能褒野町には格納庫が作られ、今も格納庫のコンクリート基礎が一部残っていますが、その北側に排水溝が残っていることがわかりました。
排水溝は現在のものに比べて幅が広く、蓋の穴の開け方も重厚で、軍のものとわかります。排水溝には今も水が流れています。
また、川崎小学校西方にも多くの倉庫が建てられましたが、そのうちの1棟が現存しています。地域の方によると食料庫と伝えられているそうで、北側に煉瓦の建物もあったそうです。
その近くで、コンクリート基礎を二つ確認しました。一つは発動機整備場で、かなり大きな建物です。
その北にも修理工場の基礎が部分的に残っていました。
宅地開発が進む中、貴重な戦争遺跡が今も残っていることがわかりました。
24年3月に市まちなみ文化財グループの方が、関の地下工場に説明板を立てて下さいました。戦争遺跡に説明板が設置されたのは初めてで、とても嬉しいです。
説明板は、2020年に一緒に作った「亀山市の戦争遺跡マップ」掲載の地図と文章をもとに構成されていて、画像もきれいです。
市との協働事業で2022年に、戦争遺跡の説明板設置をする予定でしたが、市が「独自に10年計画で設置する」と明言され、楽しみにしていました。第1号が実現して嬉しいです。
亀山市には、他にもたくさんの戦争遺跡があるので、第2号、第3号を期待したいです。